味わいの記録

一杯の印象を、
あとで思い出せる形に。

難しい専門用語をそろえる必要はありません。飲んだ日、豆の情報、最初に思い浮かんだ味の言葉を同じ場所に残すと、自分の好みを振り返りやすくなります。

テイスティング記録ガイド更新日:2026年10月29日

「おいしかった」という印象も大切な記録です。あとで別の豆と比べたいときは、豆の種類や産地と、味の印象を分けて書いておくと、何が違ったのかを見つけやすくなります。毎回同じ項目を使い、評価の基準を自分の中でそろえることから始めましょう。

記録する順番

  1. いつ、どこで飲んだかを残す。
    訪問日とカフェ名を記録します。自宅で淹れた場合は店名を空欄にして、抽出条件をメモに加えてもかまいません。
  2. 豆の情報をラベルから写す。
    豆名、シングルオリジンかブレンドか、産地、品種、精製方法、焙煎度を分かる範囲で記録します。袋に書かれていない項目は推測せず、空欄や「不明」のままにします。
  3. 最初の印象を短い言葉で記録する。
    香り、酸味、甘さ、苦味、口当たり、余韻から気づいたものを一つか二つ選びます。「明るい酸味」だけでなく「冷めると柑橘のように感じた」のように、いつ・どう感じたかを加えると次に読み返しやすくなります。
  4. 味の評価と好みを分けて考える。
    味の特徴と「自分が好きか」は同じではありません。BrewMapのカードでは「甘い — 苦い」「すっきり — コク深い」を記録し、別のスライダーで「ハマらなかった — ハマった」の好みを付けます。
  5. 次回に試したいことを一つ残す。
    「湯温を少し下げてみる」「同じ豆を別の店で試す」など、次の行動を一つ書くと、記録が次の一杯につながります。

感想を具体的にする小さな工夫

味の表現に迷ったら、食べ物や飲み物に例えたり、飲んだ温度や時間を書き添えたりしてください。「花のよう」「チョコレートのよう」と感じても、それが豆の客観的な成分を意味するわけではありません。自分が感じた印象として残せば十分です。

できれば飲み終わった直後に短く入力し、あとで思い出して補います。記録を長文にする必要はありません。「香り:柑橘」「口当たり:軽い」「余韻:甘い」「次回:挽き目を一段細かく」のような断片でも比較に使えます。

何杯か並べて振り返る

同じ品種や精製方法の豆を複数飲んだら、産地や焙煎度と評価を並べてみます。比較するときは、店で飲んだコーヒーと自分で淹れたコーヒーの条件が異なる可能性も考えます。カードの評価は試験結果ではなく、自分の好みを見つけるためのノートです。

保存と共有について

未ログイン時のカードはこのブラウザーの端末内に保存され、ログインするとアカウントへ同期できます。カードが他の利用者へ自動で公開されることはありません。店舗への匿名フィードバックやデータ分析の設定は別の同意項目で管理されるため、詳しくはプライバシーポリシーとデータ分析利用に関する規約をご確認ください。

記録は自分にとって役立つことが基準

点数を他人と比べるためではなく、「次は何を飲みたいか」を見つけるために使いましょう。言葉や評価の付け方は、続けながら自分に合う形へ変えてかまいません。

評価方法について

コーヒーの専門的な評価方法や用語を知りたい場合は、Specialty Coffee Associationの公開スタンダード案内を参考にできます。このページはBrewMapの記録機能に合わせた日常向けの案内であり、専門資格や公式評価票を代替するものではありません。